平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

雪が降りそう

もう、私は今日1日で、ほとほとこの社会的システムが嫌になって、結局この輪の中にいる限り籠の中の鳥であり、井の中の蛙というか、何をやってもこのシステムに組み込まれている限りは結局同じなんだということを思い知った。

つまらん。超つまらん。超絶つまらん。偉そうにしたって、頭よさそうにしたって、いい人だって悪い人だって、一見特別そうな違う世界にいるような人だって、素敵に暮らしてそうなあの人だって、結局このグルグルの中にいるんだ。あぁほとほとつまらん。

どうやったら抜け出せるのか。どうやったらこのクソつまらん社会システムから脱出できるのか。

ちょっと酔っぱらって口が悪くなってきたので、畳にごろんと横になって天井を眺めていたときに閃いた。モモだ。モモは物語のラスト、早く進むために極限まで遅くゆっくり歩いたんだ。そうだ、きっとそういうことだ。

抜け出したい世界と真逆のことをやれば、違う世界に行けるのではないか。逆だ。今まで当たり前のようにやってきたことの、逆だ。

風が吹いた。進むはそちらの方だ。明日はモモを読み返そう。