平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

寒い

たまーに、閲覧数がぐんと伸びる日があるのはなんなんだろう。

最近は、ガブリエル・シャネルの伝記を読んでいる。急に、自分の中にある偏見に気づいて読み始めた。

シャネルさんのこともそうなんだけど、当時のフランス、特にパリの時代背景や暮らしの描写がとても面白い。

エッフェル塔以前の、言葉も仕事も身分も全てが混沌としているようなフランス。

その時に生きていたら辛かったかもしれないし、今のような世界にはなってないのかもしれない。何が良いのか悪いのかは分からないけど、私はパリってエッフェル塔凱旋門でカフェで老舗で整ってて…ってイメージであまり好きではなかったんだけど、それが元来の姿ではなく、その時の権力者によって変えられた形なんだということが分かって、逆にパリに興味が湧いてきた。

緊張すると思うけど、今度銀座のシャネルに行ってみよう。どんな世界なのか自分の目と肌で感じてみたい。

歴史が何故つまらないと思っていたかって、机上の誰かのいいように記録された教科書の中の死んだ歴史を強要されてたからだ。

沢山のことが繋がって今があるってことが、少しずつ分かってきた。