平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

暖かい

最近は、自分で自分を攻撃するのを止めることをやっている。その中で断捨離もしていて、本も手放している。必要か、必要じゃないか、一冊ずつ自分に聞きながら。

で、20代の時に西荻のナワプラサードって本屋に通っていて、その頃買った『四つの約束』という本を改めて読みはじめたら、まさに今必要としてることが書いてあった。

当時はなんか分かったふりして、でも結局よく分かってないから毎回最後まで読めずに本を閉じていた。

その後、何度も持っている本を手放すタイミングはあったのに、何故か手元に残していた。

あぁ、あの頃の私は、今の私のために本を買っていたのかもしれない。全部は繋がっているんだなぁ。ありがとうよ、あの頃の私。

ということで、私は、私の戦士として生きるのだ!

で、やっぱり、宗教も部族の教えみたいなものも、皆同じことを言っているんだと思った。色即是空。空即是色。欲を抑えろとかも、ただ酒を飲むな女と遊ぶな、という表面的な禁止事項じゃなくて、その欲の出る源をよく観ろ、ということ。そこと向き合うということ。どこからそれが生まれているのか?ブラックホールのような、自分の腹の底の底に渦巻いている真っ暗な穴。そこを覗き込んで穴の中を観る、それが本物の戦士なのだ。

穴の向こうは、もしかしたら虹の世界かもしれない。