平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

くもり

しばらく平凡が凪っていて、あれ?平凡ってなんだったっけ?みたいな夢だったような気分になってたんだけど、いつも買ってくださる方からの注文が入り、感謝の気持ちが溢れすぎて謎に申し訳ないような気持ちになる。本当に、本当に、ありがたい。そして、顔を知らないこの繋がりがとても不思議だなぁと思う。私が何気なく過ごす間にも、平凡を見てくれている人がいるのだ。有料会員になれば毎日のアクセス数が見れるらしいんだけど、そこまでではない。

今月から新しい仕事を初めてそれがめちゃくちゃ楽しい。今までの仕事も副業で継続的にやっているんだけど、そちらは作業は楽しいんだけどいかんせん空気が絶望的に悪い。

対照的な2つの空気を感じてみて気が付いたのは、自分が得したいという心持ちの人間がいるかいないかの差はでかい、ということだ。

自分が目立ちたい、他人より得したい、サボりたいけど沢山欲しい、好かれたい、特別扱いされたい、あげたくないけどほしい、あげたんだからもっと返してほしい、などなど。私は蠍座味が強いのもあって人の裏にある感情に敏感なのだけど、少しでもそういうずるい気持ちを持つ人がいると、一気に空気がよどむ。本当に、びっくりするぐらい、よどむ。そして、何故かその空気に吸い寄せられるように、光に集まる虫のように同じような人が自然と集まり、どんどんよどみが濃くなる。

新しい仕事を始めて、その空気に触れなくなってからの自分の顔と体がどんどん軽くなったことを目の当たりにしてよく分かった。人の隠している感情の力っていうのは、すごいものだ。表に出している物よりも強力に場の空気を作り出すのだ。

いかに、そこに飲み込まれないか。1番は離れることだけど、いなくちゃいけない場合の対処法は、自分を上に置くことかなぁと思う。意識を頭の上にいるような感じにして、その場から引いて存在すること。あと、心を閉ざすのではなくて、逆にバーンッと開いちゃうこと。自分を守るために、固くなって心を閉ざしてしまいがちなんだけど、そうするとどんどん自分も空気も固く重くなる。明け透けに、もうどうでもいいさ~な感じで適当に存在すると、自分が透明になって変な空気も通り抜けていく感じがする。

こんな技会得してどうする、とも思うけど、今回またひとつレベルアップできた気がする。なんだかんだ言ったって、楽しいことをすること以外大事なことはないんだ!ってことです。それ以外の事をする暇はない。それ以外の事をしてるうちは、暇なんだってことです。