平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

曇り

なんだかすっきりしない天気が続いている今日この頃。私の気分もすっきりしません。

自分の意見をはっきり言うって、とても勇気のいることです。それが顔も知らない、文章だけのやりとりだとさらに難しいです。私の場合、相手を目の前にした方がはっきりものが言えます。それで仕事を転々としてますナウ。それはそれでどうなんだ問題。

でもやっぱり、なんか違うとか、もやっとしたことは、誤魔化しちゃ駄目だ。自分はこう思っている、感じている。それを伝えて相手が怒るか怒らないか分からないのがとても怖い。いい人を装いたくなったりする。でも、びびって心と言葉をちぐはぐにさせてしまうことの方が、私はもっと怖い。

だから、平凡での顔の見えないやりとりの中で、困ることを伝える機会が今まで何回かあったけど、毎回、怖いけどはっきりと簡潔に伝える方を選ぶ。こんなこと書いて、口コミで平凡最悪ですとか広がって炎上したらどうしよう…という謎の自意識過剰とも言える最悪の事態を考えたりしてめちゃくちゃ怖いんだけど(口コミ広がるだけの知名度ないのに!)、いつも背中を押してくれるのは、心と言葉をちぐはぐにしたくないという腹の底からの想いだ。それをやったらお仕舞いよ!

それは、困ることも、嬉しいことも、申し訳ないことも全部同じ気持ちでやっている。そして、たまに頂くお客様からのとても優しいありがたい言葉に救われたりする。本当に、救われている。少し、恥ずかしくなる。

意地悪なんかしたくない。嫌な気持ちにさせたくはない。悲しい気持ちにさせたいわけじゃないし、怒らせたいわけでもない。でも、腹の底からの言葉を、ちゃんと体から出したい。

なにかを表現するってとても大変なことだなと、小さなやり取りの中で感じる。苦手すぎるんだけど、もっと怖がらずに表現する力を身に付けたい。相手がどう受け取るかは関係なく、自分が感じた感覚を、純粋に外に出せる人で在りたい。