平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

読書の正月

80日間世界一周』の後は『そばかすの少年』という物語を読んだ。

秘密の花園的な(まだ読んでないけど)ジャンルでいうと(分けるの嫌いだけど)児童文学にくくられるんだろうか。

自然の描写と、少年の綺麗な心がとてもよかった。後半の展開がつまらなくなってパラパラ飛ばしちゃったけど、出版の都合でハッピーエンドに書き換えられたらしい。

読んでて全然頭に入らなかったのはそのせいだと思う。でも読んでよかった!

で、今は『タイムマシン』という本を読み始めた。全くどんな話か知らないんだけど、冒頭の会話を読んでいて腑に落ちたことがある。

四次元とは、私がこの世に生まれたときに現れた、私という人生の始めから終わりまでの全部のことなんではないか!

それの感覚は多分、ネイティブアメリカンとか、タオとか、仏教なんかにも通じるものだと思う。

終わりはいつか来るものじゃなくて、もうある。始まりは過ぎたものじゃなくて、今もある。その中に私がいる。ひと言で表すならば「命」ってことだろうか。私でもあるし、全部でもあるもの。

それがもしかすると四次元ってことかなぁと、読んでて思った。読みはじめてまだ数ページだけど、そんな風に脳みそに風が吹いたことにより、すでに読んでよかったなぁと思っている。

…でも待てよ、これってもしかすると、当たり前の知識なのかなぁ。学校の勉強しなさすぎてそこら辺全く分からんけど。そんな気がした。