平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

雨降ってきた

朝引いたタロットの絵で、とある映画のワンシーンを思い出した。

ネバーエンディングストーリー
ファンタージェンの危機を救うために旅に出たアトレイユが、小人に怪我を治してもらい、真実を教えてくれる存在に会いに大きなスフィンクスみたいな門番がいる入り口を突破しようとしてる場面。

研究者の小人の住まいから双眼鏡で門を見ると、丁度門を通過しようとしていた騎士が、ビームに当たって死んでしまう。心にわずかでも恐怖が浮かぶと、ビームが出るのだ。どんな頑丈な鎧を装備していようがそんなことは関係ない。本当の勇者しか通れない入り口。

調べたら、公開は昭和60年だから、私四歳。クリアファイル買ったの覚えてるから、映画館で観たはず。
原作も何回も読んだ。あの赤い布の装丁が、開くと本当にファンタージェンに行けそうで最高だった。

どんなことがあっても、自分と世界を心から信じていること。物に頼らず、何も持たずに世界に身を投じれること。自分の心が世界を作っていることを知っている。それが勇者なのだ。