平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

雷が鳴ってきた

栃木にいたときは、夏は毎日のように夕立があった。

子供の私は雷を眺めるのが大好きで(今も大好きだけど)、夕立が始まると外を眺めては、光ったらイチ、ニイ、サン…と数を数えてどのくらい遠くにあるのか、もしくは近くにあるのかを観測していた。

長年の夢を叶えたのはいつだったか。中学生だったか。
その日も来た夕立。雷鳴鳴り響き土砂降りの雨が降る中、部屋から庭に飛び出して全身で雨を受け踊った。

怖かった。でもすごく楽しかった。
次の日風邪をひいたかは覚えていないが、きっと元気に学校に行ったんだろう。風邪ひけば休めるのに、とか思いながら。

平凡キーホルダーが、100均で買ったチェーンを通したらとても立派になった。なんだか、夕立の中踊った時の自分のように、少し誇らしげなのがとても可愛いのだ。