平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

あつい

今読んでるのは、杉浦日向子さんが本でおすすめしてた瀧亭鯉丈の『花暦八笑人』。

なんとまぁ、しょうもない男達よ!登場人物は皆いい大人なんだけど、まるで小学校五年生の男子達の夏休みを覗いてるよう。いや、中二か。しょうもなすぎて力が抜けるわい!こう暑いと余計にもうどうでもいいわ~ってなっていい。

落語にもなってるらしいので、古今亭志ん朝さんの動画を探したらひとつだけあった!花見の仇討ち。映像がないのが残念だ。今で言うと、小説を元に作られた映画みたいな感じなのかな。

日向子さんは、生まれ変わったら『花暦八笑人』の登場人物、佐次さんになりたいんだって。

にしても、原作を読んでから聴くとまた違うな!江戸の人達も読んでから観たりしたのかな、元の方がおもしれぇなとか言ってさ。この前の黄表紙講座で、先生が復刻版の黄表紙を見せてくれた。実際手にとってみると小さくて薄くて、絵や文字も版画とは思えないぐらい繊細で綺麗で、夢のようだった!いつか神保町で手に入れたい!そして、訳を見なくてもすらすら読めるようになりたい!