平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

曇り

色々な状況は省いて端的に書くが。

昨日の夕方、突然の土砂降りで交差点にある大きな建物で雨宿りしていて、でも渡らないといけなくて様子を見ていた。

隣に帰宅途中のサラリーマン風の人が来て、信号が青になるまで同じように待っていた。

私は覚悟を決めて、持っていた手拭いをおもむろに取り出し、ひょっとこ風に頭に巻いた。そして信号は青。

「向こうまで傘に入りますか?」

そのサラリーマン風の人が声をかけてくれた!ありがとうございます、でも大丈夫です!と言うと、サラリーマンは交差点を渡っていった。

すごく感動したんだけど、たぶん、私のほっかむりを見て彼は覚悟を感じ取ったんだと思う。その時の、自分の覚悟のほっかむりシーンと、ほっかむりした真剣な顔の自分を思い返すと、なんか笑えてくる。

そんな話。