平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

夢の話

インスタのDMは来なかったが、友人が知りたいと言ってくれたので夢の話。食事のタイミングには読まない方がいいかもしれない内容。

やたら長いので、興味ある人だけどうぞ。

 

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喉の奥に違和感がある。いがいがして咳払いしてもなくならない。怖いけど人指し指で喉の奥を触ると、何か異物がある。喉がなかなか奥深いのでなんとか異物をつかんで取り出そうとすると、それは髪の毛だった。1本するっと抜けるが、とても長い髪の毛で、あと何本かある様子。もう1本もするっと抜ける。次の1本を掴んで引き抜こうとするとすごく抵抗がある。何かが絡んで引っ掛かっている。

力を入れて強くひっぱると、吐き気がする。一瞬止めようと思うけど、違和感を残す方が嫌なのでさらに力を入れて引き抜く。と、同時に嘔吐する。しかし、私はやめない。これは取り出さなければならないという強い想いで、嘔吐しながらも更に力を込めて引き抜く。ずるずるずるっととても長い髪の毛が、私の喉の奥の何かを巻き込みながら出てくる。泣きながら嘔吐し続ける私は、怖さと同時に強い解放感も感じている。ずるずるずる、あと少し!

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…というところで目が覚める。

そして、昔繰り返し見ていた夢を思い出した。小学三年生頃から二十歳過ぎるまでの期間、二年に一度位のペースで見ていた夢を、長いついでに書いてみる。

 

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誰かに話しかけようとすると、口の中にねちょねちょした固いスライムみたいな、黄色い変なにおいのする塊が出てきて喋れない。回を重ねるにつれてねちょねちょは、口の中から溢れてくるようになる。まずいまずいと思って手で取り出すが、捨てても捨ててもわいてくる。しかし更に回を重ねると、捨てたら減ってくるようになる。ねちょねちょは、捨てるとどんどんなくなっていって、ついに最終回、私は喉の奥にある最後のねちょねちょの塊をぐっと掴んでひっぺがし、壁に叩きつけ、学校の校庭にあった水道で口をゆすいだのだ!蛇口のあの曲がった部分を上にむけて!

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…口をゆすいだ後見なくなったから最終回だと思ってたけど、なんだか先日見た夢はこの続きのような気がして、しかも引き抜けそうだった髪の毛はラスボス感が凄くて、あぁ私また新しい段階に進むんだな、私の中の古くなったもの達よさようなら、私は新しくなってもっと軽やかな世界に進みます!というような気持ちになった。

抜けきれなかった髪の毛を最後まで抜く夢は見れるだろうか。でもあの、ずるずるっと体の中を掻き出すように出てくる髪の毛の感覚を忘れないようにしよう。

そして今思ったんだけど、髪の毛って念を集めるとか言うし、私の中に長年溜め込んできた他人の視線や常識みたいなものを自分の手で捨てる時なのかも。

嘔吐しながら、泣きながら、覚悟を持って引き抜き続けた自分よ。進むことには、常に怖さと解放感が共にあるのだ。自分の感覚を信じること。今の人生のあらゆることも、そんな覚悟を持ち続けて進んで行きたいと強く思った夢だった。

 

ご清聴ありがとうございました_(._.)_