平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

日々、暑い

今日は、週に一度のお楽しみ、江戸講座で東京へ。あっという間の一時間半。先生に、くずし文字の表を頂く。

その後、悩んだ結果、電車に乗りとあるコーヒー屋へ行く。人気店だけど平日からかすんなり入れる。コーヒー屋だって分かっているのに、ビール。暑いから。

店内を見回す。ふむふむ、しゃれおつなり、しゃれおつなり。男子は皆だぼっとしたTシャツを着ており、前髪が長めだな、肩にトートバック率が高いぞ、ふむふむ。女子もTシャツにデニムか、ロングワンピースで、カジュアルな人が多いぞ、キャップ率も高い、顔がつるつる。ふむふむ。

昨日もこんな感覚になったけど、なんだか自分がいるような、いないような、変な気持ちになってきた。私がいてもいなくても、ここはこうやってこの先も人が来ては去っていくのか。店員さんは本当に興味があるのかないのか、どこから来たのか聞かれたので答えるも、私の口からこぼれた言葉達は宙を舞って空に昇っていくぞ。

きっと、江戸に小旅行していたからだろう。目の前の全てが幻想のようだ。この国の人々はこういう服装をしているのか、というような心持ち。東西東西、空きっ腹にビールが染みる。