平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

暑い

昨日一昨日と、とりとめもなくだらだら書いてしまった。そんな時もあるさ。

今日は、平凡のメイン事業靴下に関連して、忘れていたことを思い出した。

世の中にSNSもなく、カフェ巡りは一部の人の楽しみだった時代。マルシェなんてものはなく、手作りフリマみたいな小さいイベントがポツポツ出始めてた頃。20代前半。

もともと物作りが好きで、就職もせずにアルバイトでふにゃふにゃ生きていた私は、キーホルダーとキャンドル作りにハマって夜な夜な作り、フリマに出しては全く売れずに楽しく暮らしていた。漫画も置いてたなぁ。

作った品物に「◯」と消しゴム判子で描いた紙を付けて、青いビニルシートに並べて地べたに座って、目の前を通りすぎる人の足と、頭の上の空をぼんやり見ていた。

そんなことを思い出して、そして今あの頃をまたやり直しているようで、そっか、手編み靴下の屋号は「◯」だわ。と思った。

しばらく真面目にどっぷり社会にのまれていたけど、巡りめぐっておかえりなさい。もっかいフーテンやってみますか!

人生は、どことどこが繋がるか、生きていかないと分からなくて面白いものである。寅さんの足元にも及ばないけど、永遠に背中を追いかけるのだ。
もっかいやり直すけど、全く売れないのはやり直したくはないものだな。

にしても、やっぱおいちゃんは森川さんだね!!