平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

朝涼しく、昼暑い

おんなじ様なこと毎日書いてるけど、まぁいっか。休憩中に書くからこうなるのか。

ともかく、私は最近派遣で主に物流倉庫に仕事に行く。色々な所に行く。そうすると、世の中っていうものは、なんと矛盾に満ちたもので、矛盾で成り立っているのかが分かる。

プラスチックはだめとお上は言いながら、プラスチックがないと全ては成り立たない。
環境が大事だとか言いながら、シャンプーだけでも膨大な品数。
少しの汚れでも廃棄になるのであろうものたち。
海を越えてやってくる洋服達の、意味が分からない価格の安さ。

もはや、人は生きるために働いているのではなく、作り上げられた経済システムを継続させるためだけの存在だと、その中で働くと思う。
得してるのは、いつだって見えない大きな誰かや何か。

そんな裏側ばっかり見てきて思うのは、人のちっぽけさと馬鹿さ加減だ。
皆結局、本当に見えているのは自分の生活だけで、自分とその家族が生きるために、大きなものにのまれて働いている。私だってそうだ。本当に馬鹿だ。自分が生きるだけで本当に大変なんだ。

環境だ、サスティナビリティだ、何だかんだ言われたって、リアルなのは自分の生活だ。できる限りはするけれど、そんな世界を目の前にすると、庶民に責任転嫁しているだけの企業やら政治家やらに吐き気がする。

そんな場所で沢山の人が働いているのを知っているから、何も言えない。自分も働くことにより荷担してるし、本当に何も言えない。
長いものに巻かれていようが、皆生きているのだ。一生懸命だ。

ただ、皆が笑顔になれたらいい。皆本当に大変だから、優しくありたい。そんなことしか思えない。本当に馬鹿でちっぽけな人間が、張りぼての世界を作り生きている。笑顔と優しさが昨日より今日、今日より明日、一つでも多い一日を過ごして生きていられたらいい。

本当に、そんなことしか思えない。