昔から仏像が好きだった。だからといって詳しく調べるわけでもなく、奈良に通って仏像を見て、その佇まいに惚れ惚れすることを繰り返していた。
しかし、最近急に密教に興味がわき、曼陀羅にまで興味がわいてきた。
図書館で本を借り読んでみると、なんか、仏教とか仏像とか曼陀羅とか、東洋独特の言葉が当てはめられてるけど、言いたいことは結局ネイティブアメリカンと変わらないなぁ、という印象を持った。
仏像は精霊なんではないか。大日如来はグレートスピリットって感じで。
シャーマンが儀式でセージを焚くように、お坊さんは護摩を焚くのではないか。
精霊と仏様は一緒。
となると、土偶と仏像も同じことか。
形を変えて、真実はひとつなんだと改めて感じた。登り口は別だけど辿り着く場所は同じみたいな。
人それぞれ、入口は違うんだろう。面白いな。私は仏像とネイティブアメリカンと土偶が手招きしてくれた訳だ。あぁ、面白い。