平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

く も り

赤提灯のアイコン作ったら、またお店やりたい欲が出てきた。

珈琲屋やりたいなぁと漠然とおもってきたけど、もはや物販だけでいい。とにかく、店先に赤提灯ぶら下げたい。「平凡」の実店舗。

 

こっそり珈琲出して、実は美味しい姉ちゃんのクッキーを売る。瓶のコカ・コーラも置く。外に適当にパイプ椅子置いて、コップも置いて、勝手に飲んで食べてもらう。魔法瓶に飲み放題のお茶をいつもたっぷり準備する(温泉の休憩所的に)。紺の水玉模様の湯飲みも置いておく。よく来る人のmy湯呑みとか置いてあったら面白いな。

で、軌道にのってきたら夜はおでん屋やりたい。いい出汁作れる友人がいる。カラシを壺にたっぷり入れといて、注文入ったら具を乗せたお皿にべちょっと擦りつける。おでんと、小瓶のビールと日本酒(冷・燗)のみ。たまにおでんの出汁でうどんだしてもいいな!夜もお茶は置いてあるからそれ飲んでもいい。

…って書いて思ったけど、結局映像浮かぶのは飲食店だ。勝新座頭市の映画に出てきたおでん屋が理想。

そして来てほしいのは一人の時間を楽しめる人。無言で過ごせるお店が作れたら最高だなぁ。緊張感はなくて、気付いたらボーッとしちゃう感じ。

内装をシンプルにしたりアンティーク風にしたり照明を暗めにしたり、接客の仕方とかで緊張感を作って静けさを作り出してる店は結構あるけど、目指すはそこじゃなくて、ばあちゃんちの居間で炬燵に入って別に何するわけでもなくみかんとか煎餅食べながら無言でいる感じ。するのはあくびぐらい。思い返すと、その炬燵の数時間が全く思い出せなくてなんか時間を無駄にしたなぁ…とか少し後悔するぐらいだったら最高だ。

お客さんは別に笑顔とか愛想とかどうでもいいから、ごちそうさま、とかありがとう、をちゃんと言える人がいいな。挨拶だけちゃんと交わせたらそれでいい。

 

そんな妄想の一日。