平凡日誌

Webショップ「平凡」店主の日々の記録です。

曇り、涼しい朝

前は、毎年誕生日近辺で、奈良or富士山or宮沢賢治の一人旅に出ていたけれど、ここ数年行ってない。

もうすぐ20万キロの水色ラパンで、色んな所を走った。寝心地は最悪な相棒のラーちゃん(女)。

きっかけは、某店で働くためには車が必須で、そこをどうか原チャリでは駄目でしょうかと聞いてみたが無理で、このまま一生チャリ生活と思ってた30目前の私の前に現れた、ラーちゃん。

今思えば、チャリで十分と思ってたのに、その前年になんとなく免許を取っていた。きっと本能は未来を知っていたのだと思う。

親からは買い換えなさいよと言われるけど、全くその気がない。最近の車って、佇まいが好きじゃないんだよねぇ。古い車も、乗ってる人のドヤ感が苦手だし。
その点、ラパンは古さも中途半端で、見た目も中途半端で、目立たずひっそり紛れる所が落ち着く。四角くて、ちびくて、窓が大きい。
そしてもはや、ラーちゃんは車ではない、相棒なのだ。

また遠くまで走りたいなぁ。
能登の海沿いは気持ちよかったね。台風の中の山道は怖かったし、さすがに奈良は疲れたよね。新潟の紅葉は美しかった、大きな大きな老木にも沢山会ったね。四国も走ってみたいけど、また羅須地人会館にも行きたいなぁ。フェリーに乗って海を渡るのも楽しそうじゃない?ねぇ、ラーちゃん。